リンク集の作り方|見やすく並べるコツと項目の分け方

X、Instagram、YouTube、通販、ポートフォリオ、次のイベントの告知。活動を続けるほど、案内したい URL は増えていきます。それらを 1 ページに集めたものがリンク集です。

ただ、リンク集はリンクを置いた時点で完成ではありません。同じ数のリンクを並べても、並び順・名前の付け方・分け方で、見た人がたどり着けるかどうかが変わります。この記事では、リンク集の作り方と、押されるリンク集にするための並べ方を解説します。専門知識は不要で、無料・スマホだけで作れます。

リンク集とは?

リンク集とは、複数のリンクを 1 ページに集めて、その 1 つの URL を配れるようにしたページのことです。「リンクまとめ」「プロフィールサイト」「Link in Bio」も、ほぼ同じものを指す呼び方です。

SNS のプロフィール欄に貼れる URL は基本的に 1 つだけです。リンク集を 1 枚作っておけば、その 1 つの URL から、あなたのすべての発信先へ案内できます。

作り方は「専用サービスを使う」「SNS の複数リンク機能を使う」「自分でページを作る」の 3 通りがあります。手段ごとの違いは「リンクまとめの作り方とコツ」で整理しています。ここでは最も手軽な、専用サービスで作る方法を扱います。

リンク集の作り方(3 ステップ)

Linby を例に、実際の手順です。

  1. 1
    ページを作る — Google またはメールアドレスで登録します。約 30 秒で終わり、アプリのインストールは不要です。
  2. 2
    リンクを入れる — 「リンクリスト」ブロックを追加して、リンクの名前と URL を 1 件ずつ入れていきます。1 つのブロックに最大 30 件まで入ります。
  3. 3
    公開して URL を配る — 公開すると linby.me/@あなたの名前 の URL が発行されます。これを SNS のプロフィール欄に貼れば完成です。

ここまでは数分で終わります。時間をかける価値があるのは、この先の並べ方のほうです。

何を載せるか書き出す

並べる前に、載せる候補を全部書き出します。活動している人の場合、だいたい次の 3 種類に分かれます。

  • 発信している場所 — X、Instagram、YouTube、TikTok、note、配信プラットフォーム
  • 作品・販売 — ポートフォリオ、通販ショップ、同人誌、グッズ、音源
  • 連絡・依頼 — お仕事の依頼先、質問箱、ファンレターの宛先

書き出すと、たいてい「思ったより多い」となります。全部載せるかどうかはこの後で決めるので、まずは漏れなく出します。載せる内容の考え方は「プロフィールサイト作成のコツ」でも解説しています。

並び順は「見る人が探す順」で決める

リンク集で最初に効くのが並び順です。

ページを開いた人は、上から順に全部読むわけではありません。最初に目に入る数本を見て、目当てのものが無ければ離れます。つまり上に何を置くかが、そのまま「何を見つけてもらえるか」になります。

決め方は 2 つです。

1. 見に来た理由から逆算する

「X の投稿を見て来た人」が探しているのは、たいてい他の作品か、その作品の販売先です。自分が一番案内したいものではなく、来た人が次に知りたいことを上に置きます。プロフィール欄からの流入が多いなら、そのプロフィールで触れている内容の続きが上にあるのが自然です。

2. 今いちばん動いているものを上に置く

新刊の通販、開催中のイベント、始めたばかりの配信。期間が限られているものは上に置き、終わったら下げるか消します。ずっと同じ並びのページは、更新が止まっているように見えてしまいます。

迷ったら「このページを見た人に、まず何を 1 つ押してほしいか」を決めて、それを一番上にします。

リンク名は「押した先に何があるか」が分かる言葉にする

次に効くのが名前です。「X」「Instagram」「BOOTH」とだけ並んでいるページは、押す前に中身が分かりません。特に同じ SNS を複数持っている場合(本垢とサブ垢、告知用と日常用)は、名前だけでは区別できません。

対策は 2 つあります。

名前に一言足す

「X(イラスト投稿)」「X(日常・お知らせ)」のように、括弧で用途を添えるだけで分かれます。

説明文を添える

Linby の「リンクリスト」ブロックは、リンクごとに説明文(任意)を入れられます。ボタン縦並びのビューで、リンク名の下に表示されます。

名前だけ説明文を添える
XX / 日々の投稿はこちら
X(サブ)X(サブ) / 作業中のつぶやき多め
BOOTHBOOTH / 新刊とアクリルスタンドの通販

説明文は 80 文字まで入りますが、長く書く欄ではありません。一行で用途が分かれば十分です。説明文もリンク名も、あとからいつでも書き換えられます。

外部の記事や商品ページを紹介するときは、「リンクブロック」のリンクプレビューも使えます。URL を入れて取得すると、リンク先のタイトル・画像・説明が読み込まれ、カード状の見た目になります。取得したあとに文言を自分で書き換えることもできます。ここまではすべて無料プランで使えます。

数が増えたら見出しで分ける

リンクが 10 本を超えたあたりから、ただの縦一列は読みにくくなります。ここで使うのが見出しです。

Linby では「テキスト」ブロックに 本文 と 見出し の 2 つのビューがあり、見出しを選ぶと大きめの文字で表示されます。これをリンクの塊の前に置くと、ページが章に分かれます。

見出しその下に並べるリンク
SNSX(イラスト投稿)/ Instagram / YouTube
作品・通販ポートフォリオ / BOOTH / 同人誌の通販
お仕事のご依頼依頼フォーム / 実績一覧

塊は 3〜7 本くらいにすると、ひと目で収まります。それより多くなるようなら、見出しをもう 1 段増やすか、後述のとおり本数を絞ります。

塊の切れ目をもっとはっきりさせたいときは、「区切り線」や「スペース」のブロックを挟みます。どちらも無料プランで使えます。

グッズや商品を画像付きで見せて分けたい場合は、「ショップのリンクをまとめる方法」で扱っている「カードリスト」「リンク画像リスト」(どちらも Basic プラン・月額 680 円・税込)が使えます。

並べすぎない

書き出した候補を全部載せると、たいてい読みにくくなります。選択肢が多いほど、人は選ばなくなります。

絞る基準は次の 3 つです。

  • 1 年以上動いていないものは外す — 更新の止まったアカウントは、押した人をがっかりさせます
  • 重複している入口は 1 つにする — 同じ通販サイトのトップと商品ページを両方載せる必要はありません
  • 1 つの塊に入りきらないものは受け皿を作る — 商品を 20 点並べるのではなく、数点だけ出して「すべての商品はこちら」でショップのトップへ送ります

期間限定で出したいリンクは、専用のブロックに分けておくと扱いやすくなります。Linby はブロック単位で公開・非公開を切り替えられる(無料)ので、イベントが終わったらそのブロックを非公開にするだけで済み、次の機会にまた出せます。リンクリストの中の 1 件だけを隠すことはできないため、出し入れするものは最初から別のブロックにしておくのがコツです。

公開したあと、押されているかを見て直す

リンク集は作って終わりではなく、並びを直しながら育てるものです。判断材料は自分の感覚ではなく、実際のクリックです。

  • 無料プラン — ページ全体のアクセス数と、リンクの総クリック数を「HOME」タブの「アクセス」で確認できます
  • Basic プラン — どのリンクが押されているかをリンク別のランキングと推移グラフで確認できます。どこから来たかの内訳(流入元)も見られます

上に置いたリンクが押されていないなら、名前が伝わっていないか、そもそも探されていないかのどちらかです。順番を入れ替えるのも、説明文を足すのも数十秒で終わるので、気づいたときに直します。確認の手順は「アクセス数・クリックを確認する」で説明しています。

サービスを使わずに作ることもできる

リンク集は、専用サービスを使わずに作ることもできます。

  • 自分でページを作る — HTML を書くか、サイト作成ツールを使う方法です。見た目を自由にできる代わりに、作るのも直すのも手間がかかります
  • ブログのページを使う — 使っているブログに固定ページを作る方法です。すぐ始められますが、リンクを並べる用途には作られていないので、見た目を整えにくくなります

スマホだけで作りたい、思いついたときに直したい、という場合は専用サービスのほうが向きます。3 つの手段の比較は「リンクまとめの作り方とコツ」で詳しく扱っています。

よくある質問

リンク集とリンクまとめは違うもの?

ほぼ同じものを指します。「リンク集」「リンクまとめ」「プロフィールサイト」「Link in Bio」は、複数のリンクを 1 ページに集める仕組みの呼び方の違いです。「リンク集」は昔からある言い方で、たくさん並べるというニュアンスで使われることが多い言葉です。

リンクはいくつまで載せられる?

Linby では 1 つの「リンクリスト」ブロックに最大 30 件、ブロック自体は 1 ページに最大 50 個まで置けます。実際には数で困ることはほとんどなく、むしろ絞るほうが大事です。

無料でどこまでできる?

ページの作成・公開・SNS への設置、リンクリスト、リンクごとの説明文、テキスト(見出し)、区切り線・スペース、リンクプレビューは無料プランで使えます。カードリスト・リンク画像リスト・リンク別のクリック解析は Basic プラン(月額 680 円・税込)の機能です。

あとから並べ替えられる?

できます。ブロックの並べ替えも、リンクの追加・削除・書き換えも、公開したあとにスマホから変更できます。URL は変わらないので、SNS に貼ったリンクを貼り直す必要はありません。

説明文はどのくらい書けばいい?

一行で足ります。上限は 80 文字ですが、リンク集は読ませるページではなく選んでもらうページなので、用途が分かる最短の言葉にするのが基本です。

まとめ

  • リンク集は、複数のリンクを 1 ページに集めて 1 つの URL で配れるようにしたページ。作るだけなら数分で終わります。
  • 効いてくるのは並べ方です。見る人が探す順に並べる/押した先が分かる名前にする/増えたら見出しで分ける/並べすぎないの 4 つを押さえます。
  • 公開したあとはクリックを見て、順番と名前を直しながら育てます。
  • Linby なら、リンクごとの説明文も、見出しでの項目分けも、無料・スマホだけで作れます。

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