ショップのリンクをまとめる方法|使うサービスの選び方と並べ方

BASE で作ったショップ、Amazon の商品ページ、BOOTH の同人グッズ。売り場が増えるほど、案内したい URL は散らばっていきます。ところが SNS のプロフィールに貼れる URL は基本的に 1 つだけです。

この記事では、既にショップやカートを持っている方に向けて、ショップのリンクをまとめる方法を解説します。何を使えばまとめられるのかという選び方から、実際の並べ方までを扱います。決済や発送の仕組みを変える必要はありません。

ショップのリンクは何を使うとまとめられる?

複数のリンクを 1 ページに集めて、その 1 つの URL を配る。これが基本の形です。使えるサービスは大きく 2 種類に分かれます。

汎用のリンクまとめサービス

SNS・ブログ・ショップなど、種類を問わず 1 ページに並べられるタイプです。商品へのリンクも、X や Instagram へのリンクも、同じページに同居させられます。「ショップだけでなく活動全体の入口を 1 つにしたい」場合はこちらです。

商品リンクに特化したサービス

商品を並べることに機能を絞ったタイプです。商品ごとに複数の販売先を束ねる、といった売り場寄りの作りになっているものがあります。SNS の案内までは想定していないことが多く、用途が物販に限られます。

どちらを選ぶかの基準

次の 3 点を確認すると絞り込めます。

  • 商品画像を出したいか — 文字だけのリンクを並べるのか、商品の写真を見せてから飛ばすのか。サービスによって、画像を扱えるかどうかと、画像にリンクを付けられるかどうかが分かれます。
  • 複数のショップ・EC にまたがるか — 売り場が 1 つなら、そのショップの URL を 1 本貼るだけで足ります。BASE と Amazon と BOOTH のように分かれているときに、まとめる意味が出てきます。
  • SNS のリンクも一緒に並べたいか — 物販だけを案内するのか、SNS や活動情報も同じページに置くのか。ここで上の 2 種類が分かれます。

このうち汎用のリンクまとめサービスについては、サービスごとの違いを「プロフィールサイトのおすすめを比較」で目的別に整理しています。

まとめ方は 2 通りある

どのサービスを使うにしても、先に決めておきたいのが「何を単位に並べるか」です。ここを決めないまま作り始めると、リンクが増えたときに収拾がつかなくなります。

ショップ単位でまとめる

BASE のトップ、BOOTH のショップページ、というように、売り場ごとのトップページへ飛ばす方法です。

  • 商品点数が多いとき
  • 入れ替わりが速く、個別にリンクを張り替えるのが現実的でないとき
  • 「どこで買えるか」を伝えたいとき

リンクの本数が売り場の数で済むので、管理が軽くなります。

商品単位でまとめる

個々の商品ページへ直接飛ばす方法です。

  • 推したい商品が決まっているとき
  • 新作を出したとき
  • 同じ商品を複数のショップで扱っていて、買う場所を選んでほしいとき

見た人がタップしてすぐ買える状態になるので、案内としては短くなります。ただし在庫切れや販売終了のたびに手を入れる必要があります。

併用する

上に「今月の新作」を商品単位で数点、下に「すべての商品はこちら」をショップ単位で置く、という組み方もできます。手間と分かりやすさのバランスを取りたいときに向きます。

商品を画像付きで並べる手順

ここからは Linby を例に、実際に並べる手順を説明します。商品は写真で見せたほうが伝わるので、画像とリンクを組にして並べられるブロックを使います。

使うブロックを選ぶ

Linby には画像を並べるブロックが 3 種類あり、タップしたときの動きが違います。ここを取り違えると意図した動線になりません。

ブロックタップするとプラン
カードリストカード全体がリンクになり、設定した URL へ移動Basic
リンク画像リスト画像ごとに設定した URL へ移動Basic
画像リストその画像が拡大表示される(リンクへは飛ばない)無料

商品を見せて売り場へ送りたいときは、カードリストかリンク画像リストを使います。画像リストは作品を大きく見せる用途のブロックなので、商品の導線には向きません。

  • カードリスト — 画像・タイトル・説明・日付・カテゴリ・リンクを 1 枚のカードにまとめられます。価格や「送料無料」といった補足を添えたいときはこちらです。詳しくは「カードで作品・商品を並べる」で解説しています。
  • リンク画像リスト — 画像とリンクだけの構成です。バナー画像を用意している場合や、説明が要らない場合はこちらが速く作れます。詳しくは「リンク画像リストで画像から外部リンクへ飛ばす」をご覧ください。

どちらも Basic プラン(月額 680 円・税込)の機能です。

3 ステップで作る

  1. 1
    ページを作る — Linby に Google またはメールアドレスで登録します。約 30 秒で終わり、アプリのインストールは不要です。
  2. 2
    ブロックを追加して商品を入れる — カードリストまたはリンク画像リストを追加し、商品画像・名前・リンク先の URL を 1 件ずつ入れていきます。スマホだけで完結します。
  3. 3
    公開して URL を配る — 公開すると linby.me/@あなたの名前 の URL が発行されます。これを SNS のプロフィール欄に貼れば、1 つのリンクから全部の売り場へ案内できます。

SNS のリンクや自己紹介も同じページに置けるので、ショップの案内と活動の入口を 1 枚にまとめられます。

並べるときのコツ

作ったあとで効いてくる部分です。

  • 見てほしい順に上から置く — 上にあるものほど目に入ります。新作やキャンペーンを上、定番を下に置くのが基本形です。
  • 点数を絞る — 全商品を並べると、かえって選べなくなります。押したいものを数点に絞り、残りは「すべての商品はこちら」とショップ単位のリンクで受けます。
  • 画像の比率と明るさを揃える — バラバラの写真を並べると、内容以前に見づらくなります。撮り直さなくても、トリミングで縦横比を合わせるだけで整います。
  • 名前だけで分かるようにする — 商品名が記号や型番だけだと、タップする前に中身が伝わりません。「〇〇(アクリルキーホルダー)」のように、何かが分かる言葉を添えます。
  • 在庫切れは下げる — 売り切れた商品へのリンクが残っていると、見た人の体験が悪くなります。ページを直すのは数十秒で済むので、更新のたびに見直します。

リンクの並べ方そのものについては「リンクまとめの作り方とコツ」でも解説しています。

イベントや店頭で渡すとき

即売会やポップアップでは、URL を口頭で伝えたり打ち込んでもらったりするのは現実的ではありません。ページの QR コードを用意しておけば、カメラを向けてもらうだけで開きます。

Linby ではページの QR コードを PNG と SVG で保存できます。掲示用に印刷するときは SVG を選ぶと、大きく引き伸ばしても粗くなりません。値札やお品書きの隅、ブースの掲示、名刺の裏などに使えます。QR コードは全プランで使えます。

保存の手順は「ページのQRコードを保存する」で説明しています。

できること・できないこと

線を先に引いておきます。

できること

  • 商品を画像付きで並べ、それぞれ別のショップ・商品ページへ飛ばす
  • SNS のリンクや自己紹介を同じページに置く
  • ページの URL と QR コードを配る

できないこと

  • 決済・在庫管理・発送 — これらは行いません。カートは今お使いのもの(BASE・Amazon・BOOTH など)をそのまま使い、Linby はそこへ送る入口の役割になります。

つまり「売り場を移す」のではなく「散らばった売り場への案内を 1 枚にまとめる」ための使い方です。既にショップを運用している方にとっては、乗り換えの手間が発生しません。

よくある質問

グッズのリンクもまとめられる?

まとめられます。同人グッズ・アクセサリー・ハンドメイド作品など、種類は問いません。BOOTH・minne・Creema・BASE のように販売先が分かれていても、1 ページに並べられます。

商品ページを直接リンクしてもいい?

問題ありません。上で書いた「商品単位でまとめる」やり方です。ただし在庫切れや販売終了のときにリンクを直す必要があるので、入れ替わりが速い場合はショップ単位のほうが管理は楽です。

同じ商品を複数のショップで売っている場合は?

カードリストなら、1 枚のカードに 1 つのリンクが付きます。販売先ごとにカードを分けるか、カードの説明文で「BASE・Amazon で取り扱い」と書いて、リンクは主に使ってほしいほうへ向ける形になります。

無料でどこまでできる?

ページの作成・公開・SNS への設置・QR コードの保存は無料プランでできます。商品画像にリンクを付けて並べる「カードリスト」「リンク画像リスト」は Basic プラン(月額 680 円・税込)の機能です。無料プランの画像リストでも画像は並べられますが、タップすると拡大表示になり、リンク先へは移動しません。

SNS のリンクも一緒に置ける?

置けます。プロフィール・SNS アイコン・テキスト・埋め込みなどのブロックは無料プランで使えるので、ショップの案内と活動情報を同じページにまとめられます。設定方法は「複数リンクを無料でまとめる方法」もあわせてご覧ください。

まとめ

  • ショップのリンクをまとめる方法は、汎用のリンクまとめサービスと商品リンクに特化したサービスの 2 種類。商品画像を出したいか、複数の EC にまたがるか、SNS も並べたいかで選べます。
  • 並べ方はショップ単位と商品単位の 2 通り。点数と入れ替わりの速さで決めると、あとから破綻しません。
  • Linby なら、商品画像とリンクを組にして並べたページを、スマホだけで作れます。カートは今のままで、案内だけを 1 枚にまとめられます。

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