リンクツリー(Linktree)から乗り換える手順|項目の対応表つき
Linktree(リンクツリー)から別のサービスへ移るとき、手が止まるのは 2 か所です。英語の画面から何を控えればいいのかと、控えたものが移行先で何にあたるのか。この 2 つさえ分かれば、作業自体は長くかかりません。
この記事では、Linby へ移す場合を例に、控える場所・項目ごとの対応表・手順をまとめます。同じものが用意できない項目も先に挙げるので、移し終えてから気づくことがありません。まだ移るかどうかを決めていない場合は「Linktree(リンクツリー)の代替を探すなら」で選び方を整理しています。
乗り換えは 3 つの段階に分かれる
先に全体像です。英語画面と向き合うのは最初の 1 回だけで、あとは日本語の作業になります。
- 1控える — リンクの表示名と URL、プロフィールの文章、画像の元データを手元に書き出します。
- 2作る — Linby でページを作り、控えたものを入れ直します。
- 3差し替える — SNS のプロフィールをはじめ、
linktr.ee/の URL を貼った場所をすべて変えます。
Linby には Linktree からデータを取り込む機能はありません。リンクの表示名と URL は手で入れ直す形になります。
英語画面のどこを控えるか
Linktree の管理画面は英語のみなので、控える段階でつまずきやすいのはここです。控えるものは 3 つだけです。
- リンク — 「Add Link」で追加した各項目の「Title」(表示名)と「URL」(リンク先)。並び順もそのまま控えます。ここが一番手間のかかる部分です。
- プロフィール — 名前・アイコン画像・ひとことの紹介文。画像は画面から保存し直したものではなく、手元の元データを使ってください。
- どのリンクが押されているか — 「Insights」で確認できます(詳しい分析は有料ですが、基本的なクリック数は無料の範囲です)。数字そのものは移行先に引き継げないので、控えるというより、並び順を決める材料として見ておく段階です。
英語メニューの読み替えは「Linktree(リンクツリー)とは?」に一覧があります。スクリーンショットだけで済ませないでください。画像からは URL をコピーできず、結局あとで英語の画面を開き直すことになります。
Linktree に載せているものは Linby の何になるか
ここが本題です。Linktree のページを開いて、上から順に照らし合わせてください。
| Linktree のページにあるもの | Linby では |
|---|---|
| ボタン状のリンク | 「リンクブロック」(1 本ずつ置く)または「リンクリスト」(まとめて並べる) |
| 名前・アイコン画像・ひとことの紹介 | 「プロフィール」ブロック |
| SNS のアイコンを並べたもの | 「リンクリスト」ブロックの「アイコン」ビュー(X・Instagram・YouTube・TikTok などは公式アイコンで並びます) |
| 画像をタップするとリンクへ飛ぶもの(1 枚) | 「画像」ブロック(リンク先を設定できます) |
| 画像を何枚も並べて、1 枚ずつ別のリンクへ飛ばすもの | 「リンク画像リスト」ブロック(Basic プラン。無料のままなら 1 枚ずつ「画像」ブロックで置けますが、横に並べず縦に積む形で、1 ページに 10 個までです) |
| YouTube・Spotify などの埋め込み | 「埋め込み」ブロック |
| 説明の文章・見出し | 「テキスト」ブロック |
| 背景・ボタンの色などの見た目の設定 | テーマ(150 種以上・すべて無料)を選ぶだけで、配色がまとめて整います |
| クリックの分析 | ページの表示数とクリックの総数は無料。リンク別のクリックと流入元は Basic プラン |
| リンクの予約公開 | ブロック単位の予約公開(Basic プラン) |
Linktree で有料プランを使っていた人ほど、無料の範囲が変わります。Linktree ではロゴの非表示・詳しい分析・予約公開が有料でしたが、Linby ではロゴの非表示が Lite プラン(月額 380 円・税込)、リンク別の分析と予約公開が Basic プラン(月額 680 円・税込)です。テーマと背景画像は全プラン無料なので、見た目のために課金する必要はありません。
Linktree で背景やボタンの色を個別に設定していた場合、その設定をそのまま持ってくるのではなく、近い雰囲気のテーマを選び直すほうが早く仕上がります。
同じものが用意できない項目
Linktree で使えていて Linby に無いものは、次の 3 つです。移す前に、自分が使っているかどうかだけ確認してください。
- 外部サービスとの連携 — 配信ツールなどとつなぐ機能はありません(Google アナリティクスとの連携は Basic プランでできます)。
- 動画ファイルのアップロード — Linby に直接上げられるのは画像だけです(JPEG・PNG・GIF・WebP・AVIF)。動画を見せたい場合は YouTube に上げて「埋め込み」ブロックから呼び出す形になります(Spotify・Apple Music・SoundCloud も同じく埋め込みで扱えます)。
- リンクの一括インポート — 冒頭のとおり、控えたものを手で入れ直す前提です。
逆に、Linktree から移すと変わる点もあります。管理画面がすべて日本語になること、テーマを選ぶだけで見た目がまとまること、シェアしたときの画像(OGP)がテーマに合わせて自動で作られることです。
乗り換えの手順
- 1Linktree の画面から控える — 上の 3 つを書き出します。英語画面を開くのはこの 1 回で終わります。
- 2Linby に登録して URL を決める — 登録の流れの中で、自分の URL を決める画面が出ます(
linby.me/@に続く部分を入力します)。「あとで設定する」を選ぶと仮の URL のままになるので、貼り替えを一度で終わらせたいならここで決めてください。 - 3対応表を見ながら入れ直す — プロフィールを設定し、控えたリンクをブロックとして追加します。押されていたリンクを上に置くと、移したあとの導線が保てます。
- 4テーマを選んで公開し、スマホとパソコンの両方で開く — 画像の見え方だけは実際に開いて確認します。
- 5貼っている URL を差し替える — 次の章のとおりです。
URL の差し替え
3 段階目です。linktr.ee/ から始まる古い URL は自動で転送されません。貼った場所を自分で差し替えるまで、古いページに人が来続けます。
取りこぼすのはプロフィール欄ではなく、その外側です。洗い出す場所の一覧(自己紹介文の中の URL・固定投稿・印刷物・QR コードなど)と、旧ページを残すか消すかの決め方は「リンクまとめサービスを乗り換える手順」にまとめてあります。ここは Linktree に限らず共通なので、差し替えの段階に入ったらそちらを見てください。
よくある質問
Linktree のデータをそのまま移せる?
移せません。リンクの表示名と URL は手で入れ直す形になります。控えを取ってから作りはじめると一度で終わります。
Linktree の有料プランは解約したほうがいい?
差し替えが一通り済むまでは待つのが無難です。印刷物や配布済みの QR コード、他サイトからのリンクで、しばらくは古いページに人が来ます。ただし残しているあいだは費用が続くので、取りこぼしと費用を見比べて決めてください。
同じ URL 名を使える?
空いていれば使えますが、同じ表記にできるとは限りません。Linby で使えるのは半角英数字とハイフン・アンダースコアの 2〜40 文字で、大文字は小文字に変換されます。加えて先頭と末尾は英数字である必要があり、記号を 2 つ以上続けることもできません(_yuki_ や a__b は使えません)。他の人が最近まで使って手放した名前も、180 日のあいだは取得できません。
いずれにせよ linktr.ee/ から始まる部分は変わるので、貼り替えは必要です。控えの段階で第 2 候補まで決めておくと、作成の途中で止まりません。
分析の数字は引き継げる?
引き継げません。Linktree で見ていたクリック数は移行先には入らないので、移す前に「どのリンクがよく押されていたか」だけ見ておき、並び順の参考にしてください。Linby ではページの表示数とクリックの総数を無料で確認でき、リンク別のクリックは Basic プランで見られます。
移るかどうかまだ決めていない
「Linktree(リンクツリー)の代替を探すなら」で、代替を選ぶときの比較ポイントを整理しています。Linktree 自体の特徴は「Linktree(リンクツリー)とは?」にまとめました。
まとめ
- 英語画面から控えるのはリンク・プロフィール・どのリンクが押されているかの 3 つだけです。開くのは 1 回で済みます。
- 控えたら、上の対応表を見ながら Linktree のページを上から順に置き換えていけば迷いません。
- Google アナリティクス以外の外部サービス連携と、動画のアップロードは Linby にありません。使っていた場合は先に確認してください。
- 有料だったロゴの非表示は Lite プラン、詳しい分析と予約公開は Basic プランに移ります。テーマと背景画像は全プラン無料です。
- Linby は無料で始められます。まずは 1 ページ作って、見え方を確かめてみてください。