リットリンク(lit.link)から乗り換える手順|項目の対応表つき
lit.link(リットリンク)から別のサービスへ移るとき、実際に手が止まるのは「リンクを入れ直す手間」ではありません。いま載せているものが、移行先で何にあたるのか分からないことです。ボタンのリンク、画像から飛ぶリンク、SNS のアイコン——同じ見た目のものが移行先にあるとは限りません。
この記事では、Linby へ移す場合を例に、項目ごとの対応表と手順をまとめます。同じものが用意できない項目も先に挙げるので、移し終えてから気づくことがありません。まだ移るかどうかを決めていない場合は「リットリンク(lit.link)の代替・類似サービスなら」で選び方を整理しています。
乗り換えは 3 つの段階に分かれる
先に全体像です。どのサービスに移る場合でも、やることはこの 3 つに収まります。
- 1控える — リンクの名前と URL、文章、画像の元データを手元に書き出します。
- 2作る — 移行先で新しいページを作り、控えたものを入れ直します。
- 3差し替える — SNS のプロフィールなど、URL を貼っている場所をすべて新しいものに変えます。
つまずきやすいのは 2 と 3 です。2 は「どの項目がどれになるか」、3 は「貼った場所の洗い出し」でつまずきます。以下、順に見ていきます。
なお、Linby には lit.link からデータを取り込む機能はありません。リンクの名前と URL は手で入れ直す形になります。数十本あるなら、控えの段階でまとめて書き出しておくと一度で終わります。
lit.link に載せているものは Linby の何になるか
ここが本題です。lit.link のページを開いて、上から順に照らし合わせてください。
| lit.link のページにあるもの | Linby では |
|---|---|
| ボタン状のリンク | 「リンクブロック」(1 本ずつ置く)または「リンクリスト」(まとめて並べる) |
| 名前・アイコン・自己紹介 | 「プロフィール」ブロック |
| SNS のアイコンを並べたもの | 「リンクリスト」ブロックの「アイコン」ビュー(X・Instagram・YouTube・TikTok などは公式アイコンで並びます) |
| 画像をタップするとリンクへ飛ぶもの(1 枚) | 「画像」ブロック(リンク先を設定できます) |
| 画像を並べるだけのもの(リンクなし) | 「画像リスト」ブロック |
| 画像を何枚も並べて、1 枚ずつ別のリンクへ飛ばすもの | 「リンク画像リスト」ブロック(Basic プラン) |
| YouTube・Spotify などの埋め込み | 「埋め込み」ブロック |
| 説明の文章・見出し | 「テキスト」ブロック |
| 背景画像 | テーマの背景設定(全プランで無料) |
| テンプレート・ページ全体の見た目 | テーマ(150 種以上・すべて無料) |
上の表で Basic プラン と書いた「リンク画像リスト」以外は、すべて無料プランで使えます。バナーや作品を何枚も並べて 1 枚ずつ別のリンクへ飛ばしていた場合だけ、有料プランが必要になります。1 枚ずつ「画像」ブロックとして置けば、無料のままでも同じことができます(並べ方が縦に積む形になり、1 ページに 10 個までです)。
Linby のテーマは、選ぶと配色がまとめて切り替わります。lit.link で背景やフォントを個別に設定していた場合、その設定をそのまま持ってくるのではなく、近い雰囲気のテーマを選び直すほうが早く仕上がります。
同じものが用意できない項目
先に知っておくと、移してから困りません。Linby には次のものがありません。
- 動画そのものを載せること — 動画ファイルはアップロードできません(載せられるのは画像で、JPEG・PNG・GIF・WebP・AVIF に対応しています)。YouTube・Spotify・Apple Music・SoundCloud なら「埋め込み」ブロックで載せられるので、動画は先に YouTube へ上げてから埋め込む形になります。
- 動く背景(動画の背景) — 背景に設定できるのは画像です。lit.link の有料版で動く背景を使っていた場合、同じ見せ方はできません。
- ページを開いたときの演出(オープニングカバー) — 相当するものはありません。
- 他サービスからの取り込み — 前述のとおり、リンクを読み込む機能はありません。
逆に、lit.link から移すと増えるものもあります。ページを共有してもらう「シェア」ブロック、結果をシェアできる「ミニゲーム」ブロックなどです。移すついでに載せるものを見直すと、ページが整理されます。
乗り換えの手順
- 1lit.link のページを開いて控える — リンクの名前・URL・並び順、自己紹介の文章、画像の元データ(アップロード済みのものではなく手元のファイル)。スクリーンショットだけで済ませないでください。画像からは URL をコピーできず、結局あとで開き直すことになります。
- 2Linby に登録して URL を決める — Google またはメールアドレスで登録します。約 30 秒で終わり、アプリのインストールは不要です。登録の流れの中で、自分の URL を決める画面が出ます(
linby.me/@に続く部分を入力します)。「あとで設定する」を選ぶと仮の URL のままになるので、貼り替えを一度で終わらせたいならここで決めてください。 - 3上の対応表を見ながら入れ直す — プロフィールを設定し、控えたリンクをブロックとして追加していきます。編集しながら公開後の見え方をその場で確認できます。
- 4テーマを選んで公開する — テーマを選ぶとページ全体の見た目が切り替わります。
- 5スマホとパソコンの両方で開く — 画像の見え方だけは、実際に開いて確認します。
- 6貼っている URL をすべて差し替える — 次の章のとおりです。
URL を差し替え忘れやすい場所
3 段階目です。ここが乗り換えで一番取りこぼします。SNS のプロフィール欄だけ直して終わりにすると、古いページがしばらく生き続けます。
特に見落としやすいのは、プロフィール欄そのものではなく、自己紹介文の中に直接書いた URL、固定投稿やハイライト、名刺やグッズなどの印刷物、配布済みの QR コードです。印刷物と QR は後から書き換えられないので、旧ページをすぐ消すかどうかの判断が変わります。
洗い出す場所の一覧と、旧ページを残すか消すかの決め方は「リンクまとめサービスを乗り換える手順」でまとめています。lit.link に限らず共通の内容なので、差し替えの段階に入ったらそちらを見てください。
よくある質問
lit.link のデータをそのまま移せる?
移せません。リンクの名前と URL は手で入れ直す形になります。控えを取ってから作りはじめると一度で終わります。
lit.link のアカウントは消したほうがいい?
すぐ消さないほうが無難です。印刷物や配布済みの QR コード、他サイトからのリンクで、しばらくは古いページに人が来ます。残すなら、旧ページのリンクを新しいページ 1 本に絞って「移転しました」と分かる状態にしておくと、来た人がそのまま辿れます。
同じ URL 名を使える?
空いていれば使えますが、同じ表記にできるとは限りません。Linby の URL には次の決まりがあります。
- 使えるのは半角英数字とハイフン・アンダースコアで、2〜40 文字(大文字は小文字に変換されます)
- 先頭と末尾は英数字(
_yuki_のように記号で始まる・終わる名前は使えません) - ハイフンやアンダースコアを 2 つ以上続けられません(
a__bは使えません)
lit.link の名前にドットが入っていたり、前後をアンダースコアで挟んでいた場合は、同じ形にできません。
また、他の人が最近まで使っていて手放した名前は、180 日のあいだ取得できません(自分が手放した名前なら、その期間内は取り戻せます)。URL の形も linby.me/@あなたの名前 になり lit.link/ から始まる部分は変わるので、どちらにしても貼り替えは必要です。控えの段階で第 2 候補まで決めておくと、作成の途中で止まりません。
無料のまま乗り換えられる?
できます。上の対応表で Basic プランと書いた「リンク画像リスト」以外は無料プランで使えます。テーマ 150 種以上・背景画像・カスタム URL も無料です。ロゴを消したい場合は Lite プラン(月額 380 円・税込)、予定表(スケジュール)・カード・リンク画像リスト・問い合わせフォーム・ブロックごとの公開予約・リンク別のクリック分析・流入元の確認・Google アナリティクス連携は Basic プラン(月額 680 円・税込)です。
移るかどうかまだ決めていない
「リットリンク(lit.link)の代替・類似サービスなら」で、代替を選ぶときの比較ポイントを整理しています。lit.link 自体の特徴は「lit.link(リットリンク)とは?」にまとめました。
まとめ
- 乗り換えは控える → 作る → 差し替えるの 3 段階です。データは自動で移らないので、控えから始めます。
- つまずくのは「どの項目がどれになるか」です。上の対応表を見ながら、lit.link のページを上から順に置き換えていけば迷いません。
- 動く背景は Linby にありません。使っていた場合は先に確認してください。
- 差し替えは、プロフィール欄だけでなく自己紹介文の中の URL・固定投稿・印刷物・QR コードまで洗い出します。
- Linby は無料で始められます。まずは 1 ページ作って、見え方を確かめてみてください。