リンクまとめサービスを乗り換える手順|控えるものと差し替え漏れの防ぎ方
いま使っているリンクまとめサービスから別のサービスへ移りたい。そう思ったときに困るのは、リンクを入れ直す手間そのものよりも、どこに貼った URL を差し替えればいいのか分からなくなることです。1 か所でも残っていると、そこから来た人は古いページを見続けます。
この記事では、移す前に控えておくもの、手順、そして差し替え漏れが起きやすい場所をまとめます。
移す前に控えておくもの
先に手元へ書き出しておくと、あとの作業が一本道になります。
- リンクのタイトルと URL — 一番手間がかかる部分です。並び順もそのまま控えておきます。
- 自己紹介やリンクの説明文 — 書き直すつもりでも、元があると早く終わります。
- 画像の元データ — アイコン・背景・作品の画像は、アップロード済みのものではなく手元のファイルを使います。
- いま SNS に貼っている URL — 後で差し替え箇所を洗い出すのに使います。
スクリーンショットだけで済ませないこと。 画像では URL をコピーできないので、結局あとで元のページを開き直すことになります。テキストで控えておきます。
入れ直す前提で考えておく
サービス間でデータをそのまま移す仕組みがあるかどうかは、移行先によって違います。Linby の場合、他のサービスからの取り込み機能はありません。リンクの名前と URL は手で入れ直す形になります。
あることを前提にせず、手で入れ直すつもりで控えを取っておけば、移行先がどこでも進め方は変わりません。リンクまとめそのものの考え方は「リンクまとめの作り方とコツ」で解説しています。
裏を返せば、載せるものを見直す機会でもあります。使っていない SNS、切れているリンク、もう案内していないイベント——古いページには、そのまま持っていく必要のないものが混ざっていることが多いです。
乗り換えの手順
- 1上の内容を控える — リンク・文章・画像・現在の URL。
- 2新しいサービスでページを作る — Linby なら、リンクの名前と URL を入れてテーマを選ぶと、スマホだけで数分で公開まで進められます。作り方は「複数リンクを無料でまとめる方法」で解説しています。
- 3見え方を確認する — スマホとパソコンの両方で開きます。画像の推奨サイズはサービスごとに違うので、切れていないかをここで見ます。
- 4SNS のプロフィールの URL を差し替える — 次の章の一覧を使って、貼った場所を洗い出します。
- 5旧ページをどうするか決める — すぐ消さず、下の判断軸で決めます。
どのサービスに移るかをまだ決めていない場合は、「プロフィールサイトのおすすめを比較」で目的別に整理しています。いま載せている項目が何になるかの対応表は、lit.link から移る場合は「リットリンク(lit.link)から乗り換える手順」、Linktree から移る場合は「リンクツリー(Linktree)から乗り換える手順」にまとめています。
差し替え漏れが起きやすい場所
ここが乗り換えで一番取りこぼす部分です。プロフィール欄だけ直して終わりにすると、しばらく古いページが生き続けます。
- 各 SNS のプロフィール欄 — 複数のアカウントを持っているなら、そのすべて。
- プロフィールの文中に書いた URL — リンク欄とは別に、自己紹介文の中に URL を書いていることがあります。
- 固定投稿・ハイライト・過去の投稿 — 「詳しくはプロフィールのリンクから」ではなく URL を直接書いた投稿。
- 印刷物 — 名刺・チラシ・グッズ・物販ブースの掲示。これは差し替えられません。
- QR コード — 印刷済みの QR は、読み取り先を後から変えられません。
- 他サイトからのリンク — 掲載記事・プレス・イベントページ・所属先のサイト。先方に連絡が要ります。
- メールの署名や DM の定型文 — 自分で気づきにくい場所です。
この中に差し替えられないもの(印刷物や配布済みの QR)が含まれているかどうかで、旧ページの扱いが変わります。次の章で決めます。
旧ページをどうするか
- すぐ消さない — 印刷物や配布済みの QR、他サイトからのリンクで、しばらくは人が来ます。ここを消すと、その人たちの行き先が無くなります。
- 残すなら、案内用に作り替える — 旧ページのリンクを新しいページ 1 本に絞り、「移転しました」と分かる状態にしておくと、来た人がそのまま辿れます。
- 消すなら、上の一覧を一通り確認してから — 特に他サイトからのリンクは、自分では直せないので先に連絡します。
つまずきやすいこと
新しいページの URL は別物です。 旧ページは、消すか(有料プランなら支払いを止めるなどで)閉じるまでは残りますが、古い URL が新しいページを指すようになるわけではありません。案内先を切り替えるには、貼った場所を自分で差し替えるしかありません。自動で転送してくれる仕組みは期待しないほうが安全です。
Linby でページの URL を変更した場合も同じで、古い URL から自動で転送はしません。このとき、保存済みの QR コードも影響を受けます。QR は保存した時点の URL を読み取る形で作られるため、URL を変えると読み取り自体はできても、開いた先のページが無い状態になります。詳しくは「ページのQRコードを保存する」で解説しています。印刷して配る予定があるなら、先に URL を決めてから保存してください(オリジナルURLを設定してページを公開する)。
なお Linby では、手放した URL は 180 日のあいだ他の人が取得できないようにしています。この予約が効くのは他の人に対してで、自分で戻す分にはその期間内なら元の URL を取り戻せます(間違えて変えてしまった場合の逃げ道になります)。ただし予約はあくまで取得を防ぐもので、古い URL が自動で新しいページを開くようになるわけではありません。
さらに、180 日を過ぎると予約は切れ、別の人がその URL を取得できる状態になります。 名刺のように長く手元に残るものへ印刷している場合、誰かがその URL を取得すれば、同じ QR がその人のページを開くことになります。URL を変える前に、印刷して配ったものが無いかを確認してください。
画像は入れ直しになります。 推奨サイズがサービスごとに違うため、そのまま移すと切れたり余白が出たりします。手元の元データから入れ直すのが早いです。
切り替わっていないように見えるときは、まず自分の側を確認します。 保存できているか、そして同じ SNS の中でリンク欄以外(自己紹介文・固定投稿)にも URL を書いていないか。上の一覧に戻って、貼った場所を洗い直すのが早道です。
よくある質問
前のサービスからデータを引き継げる?
Linby には他のサービスからの取り込み機能はありません。リンクの名前と URL は手で入れ直します。控えを取ってあれば、作業自体は長くかかりません。
前のサービスは解約したほうがいい?
急ぐ必要はありません。印刷物や他サイトからのリンクが残っているうちは、旧ページを案内用に残しておくほうが、来た人を取りこぼしません。ただし旧サービスが有料プランなら、残しているあいだは費用が続きます。取りこぼしと費用を見比べて、差し替えが一通り済んだ時点で判断してください。
新しいサービスで同じ URL 名にできる?
サービスによります。すでに他の人が使っている名前は取れません。Linby の場合、他の人が最近まで使っていて手放した名前も、180 日のあいだは取れません(上の予約期間と同じ仕組みです。自分が手放した名前なら、その期間内は取り戻せます)。開いてみて表示されなくても取得できないことがあるので、控えの段階で第 2 候補まで決めておくと、作成の途中で止まりません。
Linby は無料で使える?
Linby は無料で使い始められます。無料プランでも、プロフィール・リンクリスト・リンクブロック・テキスト・画像・画像リスト・埋め込み・シェア・ミニゲームのブロック、テーマ 150 種以上、自分だけのカスタム URL(linby.me/@あなたの名前)、ページ全体の背景画像が使えます。
まとめ
- 移す前に、リンクのタイトルと URL・文章・画像の元データ・現在の URL をテキストで控えます。
- データの取り込み機能はあてにせず、手で入れ直す前提で控えを取ります。載せるものを見直す機会にもなります。
- 差し替え漏れは、プロフィール欄以外(投稿・印刷物・QR・他サイト・署名)で起きます。
- 印刷物や配布済みの QR がある場合は、旧ページをすぐ消さず案内用に残します。
- 新しいページの URL は別物で、古い URL がそちらを指すようになるわけではありません。乗り換えの前に、貼った場所を洗い出しておくのが一番の近道です。